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山形不登校指南<127>

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   親としてやるべきことはやる


6月は中学1年の不登校がしだいに増加する時期です。
登校を拒否して部屋に閉じこもったりします。
時には家族とも顔を合わせないことがあります。

いつ起きてくるかわからない状態です。
顔を合わせれば人を避けるようなしぐさが出てきます。

親はとても困りますが、親としてやるべきことは何でしょうか
多くの親の皆さんがやっていたことは、「あいさつ」と「食事」でした。

子どもが不登校になっても、おはよう、おやすみのあいさつはしたそうです。
いつ食べるかわからない食事をつくり続けたそうです。

顔を合わせても返事もしなかった子どもが、
やがて親のあいさつに応えるようになりました。

家族から一人抜けていた子どもは、
やがて家族全員の食事の輪に入りました。

家族の日常に戻るには、日ごろやっていることがとても大事だとわかります。
「あいさつ」「食事」をぜひ大切にしてください。










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山形不登校指南<126>

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   親の変わり方(パート3

一つ目は子どもの見方を変えることです。
二つ目は情報を得ることです。
この二つの実行で子どもは確実に動き始めます。

三つめは社会資源の活用です。
社会資源とはだれでも利用できる公的、民間の支援しくみのことです。
これらとつながることで閉塞状態になっている家庭を変えることができます。

不登校についてどんな支援のしくみがあるでしょうか。


〇各地の親の会への参加
 *山形県内にはそんなに多く親の会はありません。
  継続的にやっていくには相当のエネルギーが必要だからです。
 *現在、山形市のクローバーという親の会がたいへんがんばっています。
  山形県村山地区の各自治体ごとに親の会をつくっています。
  各地から期待が寄せられています。(下記ネットでご覧ください)
 < https://clover-yamagata.jimdofree.com>

〇公的相談(病院も含む)、民間相談等の相談機関の活用
 *市や県や大学、病院に不登校相談窓口があります。
 *納得いくまでたずねてください。 

〇民間の子どもの居場所の活用
 *各団体によって考え方や利用の仕方がちがいます。
  本人と相性のいい場所を探してください。


親が頭の中身だけ変わっても子どもたちはあまり信用しません。
自分から足を運ぶことです。

親が動き出すと子どもの心に親への期待感が生まれます。
この期待感は信頼感につながります。
そこから子どもの大きな成長が見られます。

親が変わることで親子関係は変わります
やがて、子どもが変わります











山形不登校指南<125>

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   親の変わり方(パート2)


親が変われば子どもは確実に変わります。
一つは子どもの見方を変えることです。
これまでとちがった子どもの姿を発見するでしょう。

二つ目は情報を得ることです。
不登校に関する身近な情報を得ることです。

〇不登校の一般的な知識。
 *子どもに関するいろんな分野の人が発信しています。
 *地道に実践してきた人の本は役に立ちます。

〇自分が住んでいる自治体の相談施設の情報と相談方法。
 *自治体による格差があります。

〇子どもの居場所に関する情報。(居住地ばかりでなく県内も含める。)
 *団体によって得意な分野があります。
 *本人んが行けるかどうか、現場を見学することを勧めます。

〇子どもの進学に関する情報。
 *主に通信制高校の情報。不適切な高校でないか確認が必要です。

〇民間団体等の情報。 
 *不登校はすぐ解消するなどの宣伝文句に要注意です。
 *そんな簡単な不登校はありません。営利目的団体には注意しましょう。
 *身近で相談しやすい団体がとても有効です。

情報はあふれていますので自分に合った選択をしてほしいものです。
遠くの情報より、近くの情報をより多く得るとのちに役に立ちます。。











山形不登校指南<124>

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   親の変わり方(パート1)


大人がかわれば子どもが変わる
こんな標語がありました。

不登校に限って言えば、
「子どもがかわれば大人が変わる」
この体験をいくつか経験しました。

子どもが不登校になると、親は子どもに変わってほしいと思います。
学校と対話を重ねていくと、担任がかわってほしいと思うようになります。
自然の成り行きです。

こんなときに親が自分が変わればと思うようになると物事が動きます。
親はどんなふうにして変われるのでしょうか。

一つは、まず子どもの見方です。

〇生まれた時からの歩み、どんな成長だったかふりかえる。
〇今までの親との接し方。(受け身、自分から)
〇子どものよさが生かされてきたか。

子どもの足りないものを見るのではなく、
子どもがやれるもの、がんばれるものを見ていきませんか。

子どもの見方を変えると、子どもはちがった人間に見えます。
親の思いの変化が、子どもを変える環境に変わっていきます。
















山形不登校指南<123>

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   居場所問題ってな~に


国民すべての居場所を考えなければならない時代になりました。
既成の場所の居心地の悪さが社会問題を起こしています。

幼子の家庭
児童生徒学生の学校
勤労者の職場
高齢者の施設等々。

幼子と高齢者の虐待問題
生徒の不登校問題
若者壮年のひきこもり問題
勤労者のパワハラ問題

すべて居場所にかかわる問題です。
いったいどんな居場所が求められているのでしょう。

3人いれば三人三様。
10人いれば十人十色。
人それぞれといわなければなりません。


共通している快適な場所とは、本能的に快が生じる場所です。
それは気持ちが安らぐ安心できる場所といえます。

同世代は緊張が走り、心が落ち着かない子どもたちがいます。
子どもたちは自由に話し合える、話を聞いてくれる場所を求めています。

現在、カフェと称する居場所があちこちにできてにぎわっています。
子どもが出入りできる「子どもカフェ」があってもよいような気がします。

いろんな世代が集まる場所は、子どもにとって悪くはありません。
学校には行かないで、「子どもカフェ」で勉強する時代が来れば面白いですね。

















山形不登校指南<122>

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   休むきっかけは将来に大きな意味


不登校、ひきこもりには休むきっかけがあります。

級友、先輩によるいじめ。
教師による叱責。
学習の遅れ。

能力と仕事のミスマッチ。
仕事上のトラブル。
上司によるパワハラ。

これらの出来事を通して、恐怖感、嫌悪感、拒否感が生まれます。
最終的には自己否定感が強くなり、長期のひきこもりに入ります。

家庭内のさまざまな条件によって精神状態が回復してきます。
家庭から社会(学校)へのかかわりは大きな課題です。
そのために社会にはいろんなしくみが準備されています。

〇学習支援のしくみ。
〇就労支援のしくみ。
〇フリースペース等の居場所のしくみ。

かつてから見るとさまざまな社会資源が用意されています。
これらの資源を活用しない手はありません。
社会資源の活用には、本人の休むきっかけをを理解しなければなりません。

人間関係でつまずいた人。
勉強でつまずいた人。
仕事でつまずいた人。

当面のことですが、
勉強でつまずいた人に学習支援は厳しいです。
仕事でつまずいた人に就労支援の働きかけは厳しいです。











山形不登校指南<121>

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   家族だけでは煮詰まります


不登校、ひきこもりの困難さは、家族だけでは解決できないことです。
他人の力を借りなければ必ずといっていいほど煮詰まってしまいます。

不登校傾向の生徒が10人いるとしましょう。
フリースクールや相談教室には何人くらい行くと思いますか。
せいぜい1人か2人でしょう。

学校に行ける人(教室には入れない)は何人いるでしょうか。
やはり2~3人どまりですね。(実態は各校によって異なります。)

残りの皆さんはほとんど家庭にひきこもっています。
これが不登校を長引かせる原因にもなっています。


家庭に変化がなければなかなか不登校状態は改善がなりません。
外部の手助けとつながることは、解決の糸口になります。

家庭に第三者がかかわることによって家庭内に風穴があきます。
家族全体が新しい空気を吸うことによって新しい何かが生まれます。

それは本人が一番敏感に感じることになります。
意を決して外部とつながってみませんか。











山形不登校指南<120>

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   人は困難を抱えて生きてきた


連日のように高齢者運転の事故が続いています。
ひきこもりらしかった人関連の殺人事件が連続しておきました。
子どもが親から殺されました。

車社会の世の中ですので車がなくなったら生活に困る人が続出します。
ひきこもりの人は危ない人だという誰が言ったか不明な風評を恐れます。
無力な子どもを殺す親をだれが育てたのでしょうか。

歴史をふりかえると困難のなかった時代はありませんでした。

食料がなかった。
病気がはやった。
戦いがあった。
支配者がいて服従させられた。

今は人が人らしく生きていくことが当たり前の時代に進んでいます。
先人が困難をふりはらいながら突き進んでくれました。

人には誰でも困難をのりこえ生き抜く力は備わっています。
私はそれを信じています。











山形不登校指南<119>

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  教師に絶対やめてほしいこと


教師の行動で不登校になった子どもたちがいます。
教師への怒りで体が震えてもどうしようもない自分を感じます。

とくに中学2年時代は感受性が強くものごとに敏感な時代です。
友人はじめ周囲の目がとても気になる年頃です。

教師は気づかないうち子どもを傷つけることがあります。
それは行事等で大勢の子どもたちが集まるときのことです。

それはみんなの前で恥をかかせる行為です。
教師のその一つの行為が不登校への引き金になります。

全体の中で特定の子への注意、叱責、指導。

子どもにとってこれほど恥ずかしいことはありません。
呼び出して注意をすることには本人も納得します。
しかし、公衆の面前での教師のこのような行為には怒りが生じます。

昔の男子中学生ならば、理不尽な叱られ方をした子どもたちは、
教師を呼び出して殴ることもありました。

若い教師たちにはこのような経験がありませんので、
自分の指導や行為には自信をもっています。

私は言いたいのです。
みんなの前で子どもに恥をかかせてはいけない。
中学教師はこのことを心の中に収めてほしいと願っています。






  





山形不登校指南<118>

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   「校内フリースクール」の出現


先日のNHK「不登校」特集番組で、「校内フリースクール」ということばにであいました。  
このことばに少々とまどいを覚えました。

通常、「フリースクール」は民間の子どもたちの居場所・学習の場をさします。
公立学校内にフリースクールを設置するという発想は意外でした。

だいたいの中学校には不登校専用の別室といわれるところが準備してあります。
教師たちは順番に空き時間などを利用して子どもの世話をしますこどもをきょうしつ。
現実的には子どもだけいるということが多いかもしれません。

番組の「校内フリースクール」(教室の名称あり)には、担当専任教師がいました。
さまざまな理由で教室に入れない子のための教室、学級です。
これはとても新しい発想です。

普通、教室に入れない子は次第に自学級から疎遠になります。
そのような子にとって受け入れてくれる人や場所があることは救いになります。


その子が悩み訴えていることは何か。
その子にとって今何が必要なのか。
学校として何ができるか。>模索は続いていましたが相当な前進です。

教室に入れない子すべての子の受け皿になることは困難ですが、
現状を改善する一歩にはなっていると感じました。