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山形不登校指南<9>

秋迎え



    子どもの「ハレとケ」


いよいよ今週から学校が始まります。
これまでの夏休みは、少し長いが子どもにとって「ハレ」の日でした。
非日常の世界です。

これから毎日、子どもとしての日常、「ケ」の日の始まりです。
子どもにとって重く、苦しい日々のくらしが待っています。

夏休み明けの状態は、休み中のくらしの結果が表れているだけです。
休みに入り負担が軽くなっただけで、何らかの働きかけがなければ
子どもの成長は見られません。ただ、元の不登校状態に戻っただけです。

 ・休み中に親子関係が密になったのかな。
 ・子どもとたくさん話し合いができたのかな。
 ・子どものやりたいことが少しでもやれたのかなか。

親から子へ、もし本当にいずれかの働きかけがあったら、
子どもは変化を起こすでしょう。


夏休みが終わり、中3の修学旅行を実施する地区があります。
修学旅行には病気でない限り不登校生は行ってもらいたいものです。

別に理由はありません。事前学習には参加しなくても、ぜひ実施当日参加
させたいものです。だから、学校は出発時刻ぎりぎりまで待ってほしいです。

不登校生にとって修学旅行はハレの日です。余計なことをしなければ、
非日常なので行けるのです。その時だけはがんばれます。

下手な理屈を言わないで、子どもたちの背中を強く押してもらいたいです。
そして、教師は子どもと行動を共にして、しっかり子どもを守ってほしいですね。


くれぐれも、修学旅行に行ったから、今度は学校に行けるだろうと思わない
でください。その期待感には親と教師の失望しかありませんので。

子どもの「ハレとケ」を知ると、見えてくるものがあります。














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ハレとケの意味をちゃんと初めて知りました。
私もハレとケの落差をこの夏すごく感じてます。
プロフィール

寺子屋太郎

Author:寺子屋太郎
山形県在住
教員退職後、不登校の相談活動のほか講演活動などをしています。
お気軽にご相談ください。

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