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山形不登校指南<26>





     絶望的な教師の言葉



中学校の女性担任から言われたと泣きながら訴えられたことがあります。

お母さんは子どもに愛情が足りません。お母さんは今まで仕事に

一生懸命だったので、子どもはいつも寂しい思いをしたようです。

子どものために仕事を辞めて家にいるようにしてはどうですか。


この言葉を聞いたとき、自分は母親失格だと思いました。
こんなにがんばってきたのに、もうどうすればいいのわかりませんと。


子どもの不登校状態から判断した教師の助言の言葉だと思います。
この言葉は、「愛情と仕事」がキーワードです。

子どもに愛情を注がない母親はおりません。(例外はまれにあります。)
母親の状況によって、表面的に愛情がないように見えても、
子どもに愛おしさを感じない母親はおりません。

人間理解をベースにして子どもの教育は成り立ちます。
教師にこのような言葉があったとすれば非常に残念です。

また、子どもの様子に同情して、簡単に仕事を辞めてはどうかという
アドバイスしたたのではないかと考えますが少々無理があります。

一つは退職による家庭の経済的な問題です。
経済問題は家庭を営む基本で、学校の介入は避けるべき問題です。

もう一つは、職業に対する考え方の問題です。
女性教師の立場から考えればわかります。教師の子が不登校になり、
教師の職を辞めてはどうですかといわれることと同じレベルです。

教師は簡単にやめられないのに、どうしてほかの人なら辞めていいと
いえるのでしょうか。

学校は職業人に対して安易に退職を進めることは戒めるべきです。
どんな仕事も対等に考えることが大切です。














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プロフィール

寺子屋太郎

Author:寺子屋太郎
山形県在住
教員退職後、不登校の相談活動のほか講演活動などをしています。
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