FC2ブログ

山形県小中不登校1000人突破

旧山形県庁"



   子ども減少でも不登校1000人突破


昨日10月25日に、平成29年度の不登校調査の結果(速報値)が発表されました。
結果は小中学校で約1万の増加でした。

山形県の子ども数はずっと減りっぱなしです。
止まりません。


それに引き換え不登校は再び1000人を突破し増加しています。
もはや危険信号です。


県内には学校に行っていない子どもの受け皿が整備されておりません。
世の中は、山形県では、すべて個人の責任のようです。

不登校の子どもや保護者に一肌脱いでやろうとする自治体や首長さんは、
今のところ見当たりません。

自治体議員さんたちの関心の薄さには、はっきり言ってがっかりです。
あなたの地域から優秀で有能な子どもたちが、どんどんいなくなりますよ、
といいたいですね。

不登校は隠れた磨かれていない宝石です。宝物です。


不登校の子どもの全人格を否定するような偏見が、
まだ学校には残っています。

教師の態度や言葉が、不登校の人生を左右することを知ってください。
学校から偏見をなくしましょう。そして、地域に広めていきましょう。

それが学校の役割ではないでしょうか。


















山形不登校指南<31>





     理解ある教師を探してリストアップ



親の会に集まっている保護者の皆さんへ。

これまで担任や校長教頭にどうしてわかってもらえないのかと、
歯ぎしりしたことがあるでしょう。
今もその状態にある方がたくさんいると思います。

中学校では3%~5%の不登校ですので、100人の生徒にに3~5人です。
不登校を担任したことないラッキーと思っている教師は意外と多いのです。

不登校の解決法は問題化してから30年以上たってもまだ確定してません。
それほど難しい問題です。


学校は子どもを育てる、教育の現場です。
現場で大事なことは教師が場数(ばかず)を踏むことです。
経験を積むということです。

教師は自分に降りかかってきた事柄には全力でかかわります。
しかし、自分に関係ないことにはあまり関心を示さないことです。

教師にはやることが多く、余裕のないのが現状です。
教師の無制限の労働環境はだいたいブラック企業です。
だから、教師が無関心でもいいと弁護する気はありません。


そこで考えてほしいことは、親が初めて不登校にであったと同じように、
教師も初めてであうのがほとんどなのです。
クラスに不登校が出れば、担任は親と一緒に不登校を体験するのです。

教師は不登校の研修は受けていると思いますが、
個別の対処法には、無力と考えていいと思います。

ですから毎回勉強をしている親の会の皆さんから見れば、
現場の教師たちにじれったくなるのは当然だと考えています。


不登校に理解を示さない教師のことをいくら言っても、
子どもたちは決して前に進むことはできません。

少し発想を変えてみませんか。


そこで私からの提案ですが、皆さんと一緒に、不登校に理解のある、
実践力のある、信頼できる教師
を探してみませんか。

各学校の実情から、リストアップしてみませんか。
不登校に理解のある教師は、きっと子どもの話に耳を傾け、
保護者の意見を受け入れてくれる教師
です。

中学校には30人~50人いる教師の中に、必ず一人二人はいます。
その教師たちには、不登校専門教師の道を、
保護者で作ってみませんか。

今山形には不登校専門教師が必要なのです。
保護者の力で探して、リストアップしてみませんか。


みのりあることを期待しております。





山形不登校指南<30>





     近くの指図より遠くの見守り



中学高校の子どもが不登校の保護者の皆さん。
子どもが半年以上学校に行っていない保護者の皆さん。


ひょっとしたら子どもが昼夜逆転の生活をしていませんか。
一晩中起きていて昼過ぎまで寝ているのでしょう。
パソコンに向かってゲームに夢中になることは不登校ではごく普通です。

日中はほとんど家族と顔を合わせたり、いっしょに食事をしなかったり、
することが多くなります。

子どもが学校に行っていないだけで、
家庭の秩序は安定しているように見えます。

このような状況から子どもを変えようとしても、
徒労に終わることが多いのです。

子どもが昼夜逆転したり、部屋に閉じこもったりするのは、
子どもが追いつめられたと感じているからです。
かかわればかかわるほど悪化します。

この辺りで精神的に参ってしまう親が出始めます。
親の不登校ウツです。けっこう多いです。

このような状態の子につき合っても埒があきません。
ストレスがたまるばかりです。


親もこの辺りで気分一新、気持ち一新することが大事になります。

親の人生をこの子どもにかけていいかどうか考えてみます。
これは決して子育てを放棄することにはなりません。
ご安心ください。

自分の仕事に集中したり、自分のやりたいことを始めたりすることも、
親は子育てに距離をおく、一つのやり方です。

子どもは自分に向かってこない限り、反発したり反抗したりしないものです。
ホームガードマンとして留守番をお願いして、出かけたりすることはいいことです。
わずかな賃金を契約してもいいでしょう。


子どもたちは近くの指図より、遠くから見守ってほしいと願っています。
子どもたちは自立に向かい始めていますから。

これは結果的に不登校解決の早道にもつながります。
急がば回れ










山形不登校指南<29>





     いじめによる不登校は学校を問う



校内でのいじめが原因の不登校は、学校に抗議をしてください。
子どもの安全な環境が確保されるまでは、登校を拒否しましょう。

いじめには目に見えるものと、見えないものがあります。

目に見えるものとは、
 
 ・顔や手足、体にあざや傷があることです。
 
 ・服が異様に汚れていたりします。

 ・カバンなどの持ち物に手が加えられています。

 ・ノートや教科書にいたずら書きされたり、破れていたりします。

これは大事な証拠になりますので、見逃さないようにしましょう。

特に、首から上の場所に傷があったら、子どもからきちんと話を聞き、
担任にすぐに連絡して、学校がどう対応したのか聞き出してください。

もし、納得がいかなかったら面談を申し込んで詳しく聞くようにしましょう。

学校がどの程度把握しているかわかります。
子どもの言い分と違うことが、ままありますので注意してください。


目に見えないいじめ、これが厄介なものです。

 ・言葉によるものがあります。

 ・態度によるものがあります。

 ・視線によるものがあります。

 ・子どもたちに序列があり、下位のものが上位のものに従うことがあります。
  (男子の場合は体格、腕力、暴力が基準になります。)


これらは証拠が残りませんので困難さがあります。
いつ、どこで、誰からどんなことが、と記録することが大事になります。
これは子どもと話し合っておきたいことです。

学校は生活場面なので、いろんな形で子ども同士出会います。
学校は狭い空間ですからトラブルが起きて当たり前です。

昔はよくあったものだという安易な解決の仕方は、後に悪影響を残します。
子ども社会が今と昔で違いますの、簡単に考えてはいけません。


ここは父親がいれば、父親(親)の出番です。
父親(親)として避けて通れない道、子どもや家族を守る意思表示です。

親が子どものために動くことは、子どもの安心につながります。













担任の当たりはずれ

L1040229.jpg


     
        担任の良し悪し、子どもと親の差



4月ごろ、スーパーなどでお母さんが立ち話をしています。
子どもの学校のうわさ話でもちきりです。
お母さん同士かなりもりり上がります。

「今年は男の先生でよかった。」

「今度の先生はよおこるらしい。子どもたちはいつも緊張しているみたい。」

「今年の担任はようやくやさしい先生に当たったのよ。ラッキー。」


小学校は学級担任制といって学級が単位です。
1人の担任が子どもの学校生活のすべてをとり仕切ります。
効率よく教育をすすめるやり方で、100年以上続いているしくみです。

親も教師もなれ親しんでいますから、今の人はだれもうたがいません。

子どもは担任を選べません。
子どもと担任の相性は教育上とても重要な要素です。

担任の評価は親の影響も見のがせません。

イケメンの若い教師が、担任になったとします。。
クラスの学級懇談会には、お母さん方で出席率がよくなります。

また、美人と評判の教師が担任になったりすると、
お父さん方の参加が多くなります。
保護者の皆さんは、とても人間らしい行動がみられます。


ここからが問題です。
親の評判をよそに、子どもたちはちがう目で見ています。
特に若い教師にはけっこう鋭いです。

イケメンらしい教師や、美人らしい教師はそれはそれでいいのですが、
短気だったり、えこひいきが強かったりすると子どもはげんなりです。


子どもたちはやはり、いっしょに遊んでくれたり、勉強を楽しく教えてくれたり、
スポーツが秀でたりする方がずっとずっと教師を好きになります。

子どもたちは心から尊敬するし、自分たちの担任でよかったと思うのです。












プロフィール

寺子屋太郎

Author:寺子屋太郎
山形県在住
教員退職後、不登校の相談活動のほか講演活動などをしています。
お気軽にご相談ください。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
最新コメント
最新記事