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山形不登校指南<92>

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  子育てにやり直しができるなら


相談をいただくたびに親のつらさ、せつなさが伝わってきます。
子どもを不登校にするために育ててきた覚えはありませんと。

まったくその通りです。
不登校の予測はつきません。

主な要因は、学校かもしれないし、家庭かもしれません。
あるいは本人かもしれません。

不登校のメカニズムが科学的に解明されていない現在です。
解決の仕方はみんな手さぐりです。
解決のゴールも定かではありません。

不登校の子にもし子育てをやり直せるならこんな子育てがいいかもしれません。

・子どもの人生は子ども自身がつくります。
・親の役割は子どもの人生の手助けです。
・親の敷くレールは途中で消えることもありです。
・子どもは親の所有物ではありません。

・子どもにはたくさんの安心を与えたいですね。
・いろんな人と出会えるところに連れていきたいですね。
・小さい時は自然の中で転げまわるのがいいですね。
・小さなケガをいっぱいしてほしいですね。

・親は子育てを楽しんでほしいですね。
子どもの行為をいつも前向き(ポジティブ)に考えたいですね。
・いずれ親元を離れる日が来ます。

こんな子育てから子どもには生き抜く力が生まれます。
理不尽さに抵抗する力が生まれます。
自力で進む力が養われます。

人はみな一回きりの人生です。
子どもは子どもの、親は親の人生です。











山形不登校指南<91>

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  小学校学級担任制はおかしくありませんか


前回の記事で小学校担任が子どもの生活を知っていることを書きました。
これには補足が必要です。
小学校担任は中学担任に比較して、子どもを知る機会が多いということです。

小中学校の教師は個人差が大きいといわなければなりません。
知識の部分では大差は感じませんが、人間性ではかなりの差が見られます。

4月の新学期の新担任の保護者による値踏みは当然のことです。
保護者たちははっきりと当たりはずれを明言します。

不登校で担任と会話が多くなっている方は、教師をしっかり見てください。
完璧な教師はいないですが、子どもに寄り添える教師とそうでない方がいます。

小学校の学級担任制(制度)はもう時代に合いません。
1人の教師が30人近くの子どもを見ることはもう不可能です。

子ども一人一人にあった教育が本当にできるでしょうか。
小学校教育担任一人でもできるというのは幻想にすぎません。

学校は子どもが学ぶところです。
10人いれば10人の学び方があります。
 
わからない子は、どこがわからないかわからない。
わかるまで教え、わかるまで学ぶ時間は学校にないのだろうか。

おおぜいの子どもを前にして机にきちんと座らせて教えることが、
学校の勉強であるという学校の姿は、もう賞味期限切れでしょう。

そこからはみ出す子どもは、何か障害のある子ではないかと疑う学校。
教師の教え方、学びたい子どもを抑えて教えることに専念する教師。
どれくらいの教師が自分の教え方を問題視してるでしょうか。

子どもたちはいろんな人の力を借りて成長します。
親、教師、友だち、地域の人、いろんなところで出会う人。
子どもにとって体験することはすべてが勉強になります。

学校はその役割を担っています。
学校は親や地域にもっともっと公開しなけれrばなりません。
敷居を低くしてみんなが立ち寄れる学校にする必要があります。

これからも不登校をなくす取り組みをする学校を応援したいと考えています。
保護者と学校と地域が手を結んで教育しなければ効果がありません。
不登校がいなくなる学校は、子ども一人一人に居場所がある学校です。

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子どもが生き生きできる学校がありました。
大阪・「大空小学校」です。
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山形不登校指南<90>

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 中学進学にも不安がつきまとう


小学校入学は親の不安は限りがありません。
中学進学でも不安はつきまといます。

小学校時代に登校不安だった子は、早めに中学校に相談しておくのがいいでしょう。
中学校に進学して学校から遠ざかるのではないかと予想される子どもがおります。 
5月の連休後から学校拒否が現われてきます。


〇学級になじめない子

〇勉強についていけない子

〇部活についていけない子

〇生活リズムがつくれない子

〇みんなといっしょに作業できない子


小学校時代は担任が子どもをすべて把握できています。
中学校の担任はクラスの子どもと接するのは短時間です。
子どもの変化に気づかないことが多いのです。

中学校は子どもにとって真新しいことばかりです。
子どもが戸惑ったり、困ったりしていることをす早くキャッチしたいものです。
日ごろから親子が心を通わせておくことが不登校の歯止めになります。











山形不登校指南<89>

出羽の葉山


  不登校は病気という考えが広まっている


今書店の教育棚には発達障害と英語指導の本がたくさん出ています。
これは時代を反映しています。

かつては生活科が出ると、生活科の本で埋まりました。
総合学習が出るとその通りです。
4~5年前なら「アクティブラーニング(探究学習)」が大流行です。。
その結果、高校に探究科が生まれて相当な受験倍率でした。

不登校の本はすでに出つくしたのかもしれません。
新刊がほとんど出なくなりました。

不登校界は静かに増加して歯止めがかかりません。
不気味な動きです。

気になるのは学校が不登校は病気として扱っているのではないかということです。
病気と考えれば、学校は少し距離を置くことができます。
心や脳の病なら精神科の医師や臨床心理士に任せることができます。

私は、不登校問題は本人、保護者、担任が当事者であると考えています。
この三者が当事者意識をもってかかわった時に解決が見えてくるのです。

学校が不登校問題の当事者(責任意識)から外れてきているように感じます。
医師やスクールカウンセラー(臨床心理士)に頼り切っている現状です。
この人たちのアドバイスはピントがずれていないでしょうか。

私は不登校で病気の人はごく一部だと考えています。
不登校は寄り添える人と居場所があれば立ち直れるのです。


<ライブのご案内>

不登校・ひきこもりの親の会が主催しています。


大須賀ひでき










山形不登校指南<88>

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   心の中に一灯をともしたい


世の中が春めいてきました。
心地よい風が吹いてきます。

この4月は自然からパワーをいただきます。
どんな人でも元気の種がまかれます。

不登校の子どもたちは、悶々とする心と共存しています。

すべてを拒否している子ども。
少しは元気にならなければと思っている子ども。
ひょっとすると新学期から学校にいけるかもしれない子ども。


冬の寒さとともに閉ざしてきた心がようやく開くのもこの季節です。
暗やみの中で手さぐりで生きてきた子どもたち。

自分の力で心のろうそくをともしてほしいと願っています。
心のろうそくに点火するのは自分です。

暗やみでろうそくがともされたとき何が見えるでしょう。
明かりはひかりと熱をともないます。

小さな明かりはやがてふくらんできます。
ひかりと熱は大きくなっていきます。

ひかりは希望であり、熱はエネルギーです。
どんな小さなことでもいいのです。

やれることを頼りに自分の心のろうそくに点火してみましょう。
そこから新しい何かが始まります。

常識から自分を見るのではなく、常識に関係なく自分を見てみましょう
強い自分、弱い自分、しっかりしている自分。許せない自分・・・・・・
そこから新しい自分が始まります。












プロフィール

寺子屋太郎

Author:寺子屋太郎
山形県在住
教員退職後、不登校の相談活動のほか講演活動などをしています。
お気軽にご相談ください。

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